ものの見方の例で半分水が入ったコップの話って聞いた事ありますか?
見ているものは同じ中身(水)が半分入ったコップ。そのコップを「まだ水は半分も入っている」と見ることもできる。「もう水が半分しか入っていない」と見ることもできる。同じことでも、ポジティブに見ることもできればネガティブに見ることもできるといった考え方です。同じことであっても違った視点でとらえることをリフレーミングと言います。
 半分のコップの話は、一見ネガティブなものでも、見方によってはポジティブに見ることができるということの大切さを教えてくれるものです。


 ただですね。個人的に「ポジティブに見ようと思っていても、ネガティブにとらえてしまう」という人に「ネガティブだからよくないよね」とは思えないのです。「もう水は半分しか入ってない」って見方って、いいんじゃないかなって思っています。だって「”水は残り少ない”っていう重要なことに気づいている人」かもしれないじゃないですか。もしかしたら「水を大切に使う人」かもしれない。まぁ今の日本ならそこらじゅうに水があるので、また汲んでくればいいですが。これが”お金”だったら慎重に使う人って良くないですか?
 「ネガティブはよくないものだからポジティブに変えよう」という”見方”を「ネガティブ、それはいいよね。」という”見方”へ視点を変えるリフレーミングが結構好きです。

― 臨床心理士タナカさん(仮名)